ムエサヤーム誌からインタビューを受けました。

昨日(2月21日)のラジャダムナン興行はソンチャイプロモーションの興行日。賑わってましたね。
で、興行の合間に、日刊ムエサヤームシ誌(新聞)からインタビューを受けました。

ムエタイのリングサイドで毎日写真撮ってる日本人が珍しかったのでしょうかね・・・


名前、出身地、年齢・・・
タイに来て何年目?
昔、選手だったんでしょ、何回試合やったの?20回です。勝ち負けは?16勝4敗、で、KOは〜
と答えている最中に
はいはい、で、好きな選手わ?
「私、ハードパンチャーが好きなんですよね なんかこう、、アヌワットとかみたいな爆発的な…」と、答えると、、

記者は「え〜、セーンチャイは?セーンチャイ、日本人はセーンチャイの事、好きなんじゃないの?セーンチャイ!!」
と、シツコク言ってくるんだけど、「セーンチャイが好きだ」って言ってほしかったのかな。
「もちろん、セーンチャイ選手の試合も好きですよ」と、付け加えておきました。




そして「最近のムエタイを見てて、何を感じますか?」の問いに、

ムエタイの判定って、実際に赤が勝ってても賭けで青が勝ってれば、青の勝ちになったりするじゃないですか?あれってなんなんですかね。
ジャッジの採点も、49−47 とか、ありきたりな数字出す事が多くて、正直、、その辺ぜんぜん良くわかんないし、
賭け率の影響で試合の勝敗が左右されちゃうんじゃ、そういうのって、おかしくないっすか?」
と言っておきました。



ムエタイの事を全然理解していない日本人〜」とかって紹介されそうですが、
まあ、それはそれで良いのですが(笑)、果たして、本当に私が言ったように載せてくれるでしょうか。
(2月24日発売の日刊ムエサヤームに使われるようですが・・・)



さてさて、そんなこんなでメインイベントも終わり、
ゴーンサックに惨敗したシントンノーイのところにサイアムスポーツTVらしきカメラが張り付いて話を聞いてましたが、
インタビューを盗み聞きしていると、
そのうちレポーター(写真左)が感情的になってきて、


「ちょっと、あんたさー、4R、せっかっく勝ちはじめてたのに、なんでそこで終わっちゃうの〜、あの状況分かってたのぉ?
あのさー、8万バーツの注射金(勝利時のボーナス)も出てたのに、8万バーツいらなかったわけ〜?
8万ゲットできたんだよ〜、8万だよ、8万、何やってんだよ〜、あんたさ〜…」

と、レポーターがしつこく感情的になってました。
まあ、たしかに昨日のシントンノーイはやられっぱなしだった訳ですが・・・

きっとこのレポーターの人も、このシントンノーイ選手の勝利に賭けていたけど、シントンノーイが不甲斐無く負けちゃうから、イライラしちゃったんでしょうかね。
インタビューと言うより、まるで拷問を受けているかのような光景でした。








スタジアムを出て、日本のVシネマなどで活躍中の是枝監督とカメラマンの長谷君と待ち合わせ。軽〜く飲みに行きました。
ちなみに長谷カメラマンは、たまに後楽園のリングサイドなんかでも見かけますね。

いやいや、晩くまでお疲れ様でした。