かなりアバウトな旅記録 ラオス編

東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
被災されました皆さま、 そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。




久々の更新となりました。

先日、ラオスにタイビザ申請に出かけてきたときの写真を貼り付けます。
かなり気まぐれな写真が多いですが、こういう行き方もあるという参考までに。

バンコクから、夜行列車(寝台)で行ってきました。
写真(↓)は寝台列車の終点駅。タイ側のラオスと隣接する国境の町のノ−ンカイ駅です。

バンコク→ノーンカイの夜行列車の様子は、この記事の帰り道の部分を参考に。



寝台列車は、午前9時ごろに終点、ノーンカイ駅に到着。
いつもは、ここから乗合いタクシーなどを乗り継いで出国手続き→ラオス入国という流れですが、
一日に数本しかないと聞いていた国境横断列車が、ちょうど15分後に出るというので、これで国境の川を渡ることに。
約2年前に開通したばかりの線路ですが、駅のホームに出国審査するゲートがあります。
ここで出国スタンプ押してもらって国境を超える列車に乗ります。
国境を渡る列車の運賃は20バーツ。格安です。

今回この国境を渡る列車は9:15AMノーンカイ出発でしたが、
バンコク→ノーンカイの寝台列車が予定通りに9:00AMまでにノーンカイに到着すれば間に合いますが…
こっちの鉄道って時間にかなりアバウトで、時刻表より1時間、2時間遅れることも普通にあるので、
毎回この越境列車に乗れるか、その時にならないと分かりません。




 紫の列車が入ってきた。
過去にどこの国で使ってた車両なのかな?日本でも見たことがあるような形ですね。
詳しい方、わかりますか?
ちなみに日本の文字(川崎重工)とかの製造元のパネルとかは見当たりませんでしたが…


列車(ディーゼル車というのか?)に乗って、国境になるメコン川方面に一直線。
途中にある踏み切りを通過。
ちなみにこの踏切を通過したのが9:30AMくらい。
これがタイ国境の町、ノーンカイ地方の通勤ラッシュというものか…



国境のメコン川。左手の岸がタイランド。 右の岸がラオスです。
黒いテントは日本の海にもよくある「海の家」じゃなくて「川の家」ですね。
この辺の人は海が遠いから、海水浴じゃなくて、もっぱら川水浴なんでしょうね。


ラオスの岸に入って初めて見えた民家。
日本の人は、国境沿いというと、危ないイメージを想像するでしょうが、
タイとラオスの国境沿いは、実にホノボノとしています。



ラオス入国手続き後、朝食も取らずに急いでタイ領事館に直行しビザ申請。
そしてヴィエンチャンの市場を俳諧
もう何度も来ているので、いつもの光景ですが・・・




変わってたといえば、もう築4・50年くらいは経っているんだろうなという古い市場の建物が、
新しいデパートみたいなのに変わってました。
半年前はまだ建設中だったんですが…
ラオスにしては工事が早い早い。


夜は、以前にも行った事のあるイタリアンみたいなフランス料理屋で、また同じものを注文。
ラザーニアってやつですね。

 各地で食べる西洋料理もその国によって差があるのかなぁ、、と。
日本にある西洋料理は、どうしても味の素とかの塩っけが強めなんじゃないでしょうか。
ちなみにタイにある外国料理は、基本的に油ギトギトです。タイ人が調理しますからね。
ラオスにあるイタリアンとかフランス料理屋は、何事も控えめなやさしい味(薄味)な気が。
この味付け、結構好きです。
※この店は、ラオス繁華街の中心にあるナンプー広場横の「 Le Provençal 」という店です。





翌朝、いつも寄っているおなじみの店で麺を注文。




味の素風味バッチリだし、超適当に作っているような…、
それでもラオスに来るといつも立ち寄ってしまうくらい癖になっています。




ビザの出たパスポートを領事館に取りに行き、とっととタイ側に渡ってしまった。
帰りの夜行出発まで、まだ2時間くらいありましたが、始発駅なので早く列車に乗り込んで、昼寝。




出発後、食堂車でビールすすって…




途中、イサーン地方と呼ばれる地域では窓の外は真っ暗です。




普段は日付が変わる時間までやってる食堂車が多いのですが、
今回の食堂車はどういうわけか22:30PMには閉店でした。寝台のほうはすっかり皆お休み状態。


 帰りは上段ベットしか予約できず。上段は構造上、凄く狭いんです。
ちなみにタイの列車って、凄く冷房がガンガンに効かせて冷え込んでいます。
上段の寝台席はモロに冷房の風が入ってきて、それで久々に風邪を引いてしまった。



朝起きて、喉が痛かった。
バンコク近郊の駅を通り過ぎます。




いつものバンコクの朝。
現場仕事に向かう出稼ぎ労働者か。



もっとラオスでゆっくり沈没してきたかったけど、
バンコクで仕事があったので、急いで帰ってきてしまいました…


 私は、ビザ取りにラオスにはちょくちょく行くんですが、
やはり同じところばかり行くのは飽きてきたかな。
そろそろペナン島(マレーシア)やその他タイ領事館で申請しやすくなるとうれしいんだけど、
なにやら同じ書類を持っていっても、ラオスが最もビザが取り容易だと言われていおり、
ついついラオスに行ってしまいます。
場所によってビザの取り易さに差が出るっていうのも意味不明なんだが…

私の好きな台湾(台北)の領事館で取れれば手っ取り早いのに、、と思う今日この頃。